どうも、平均的なエンジニアです。
エンジニアの勉強をしていると、
「勉強しているのに、全然成長している気がしない」
と感じることがあります。
教材は進んでいる。
動画も見ている。
本も読んでいる。
でも、いざ自分でコードを書こうとすると手が止まる。
特に未経験や若手のうちは、勉強したことがすぐ仕事につながるとは限りません。
だから余計に、
「この勉強、本当に意味あるのかな」
「自分だけ成長していないのでは」
「向いてないのかも」
と思いやすいです。
でも結論から言うと、
成長を感じないからといって、本当に成長していないとは限りません。
今回は、勉強しているのに成長を感じないときの考え方について、自分の経験も交えて書いてみます。
勉強しているのに成長を感じない不安
勉強しているのに、前よりできるようになった感覚がないと不安になります。
昨日わかったと思ったことを、今日また忘れている。
動画を見ているときは理解できた気がするのに、自分で書くと全然できない。
エラーが出るたびに、何を見ればいいのか分からなくなる。
こうなると、勉強時間だけ増えているのに、自信は増えません。
むしろ、勉強すればするほど
「自分は全然できないな」
と感じることもあります。
でも、これは珍しいことではないと思っています。
特にプログラミングやITの勉強は、成長がすぐ見えにくいです。
なぜ成長を感じにくいのか
成長を感じにくい理由のひとつは、
知識が増えるほど、逆に知らないことの多さに気づくから
だと思います。
最初は何が分からないのかも分かりません。
でも少し勉強すると、
- JavaだけじゃなくSQLも必要
- Gitも必要
- Linuxも必要
- Webの仕組みも必要
- 設計の考え方も必要
みたいに、どんどん知らないことが見えてきます。
ただ、分からないことが増えたように感じるのは、
見える範囲が広がった証拠でもあります。
何も分かっていないときは、そもそも何が分からないのかも見えません。
だから、分からないことが増えて不安になるのは、少しずつ前に進んでいるサインでもあると思っています。
自分も開発に入れない時期は勉強の意味が見えなかった
自分も、勉強しているのに伸びている気がしない時期がありました。
特に開発に入れない時期は、勉強の意味がかなり見えにくかったです。
自分の場合、最初から開発案件に入れたわけではありません。
キッティングやコールセンター、電話営業のような仕事も経験しました。
その頃にJavaを勉強していても、結局いつ役に立つのだろうかと思いました。
「この勉強、いつ使うんだろう」
「仕事ではコードを書いていないのに、意味あるのかな」
と思うこともありました。
勉強しても現場が変わらないと、努力が空回りしているように感じました。
そのため、モチベーションが出づらくなってきました。
それでも後からつながった話
ただ、今振り返ると、その時期の勉強が完全に無駄だったとは思いません。
テスト案件に入ってから、少しずつ過去の勉強がつながり始めました。
仕様書を読む。
画面の動きを確認する。
不具合を見つける。
なぜその動きになるのか考える。
こういうことをしていると、前に学んだ基礎が少しずつ役立つ場面が出てきました。
開発案件に入ってからも、昔やったJavaやSQLの基礎がようやく効いてきた感覚がありました。
当時は意味が見えなかった勉強も、あとから
「あれ、ここで効いてきたな」
と思うことがあります。
勉強って、その場ですぐ結果が出るものばかりではないです。
点で覚えていたものが、あとから線になっていくのだなと
その時にやっとわかった気がしました。
成長しているサインを具体例で出す
成長というと、何か大きなものを作れるようになることを想像しがちです。
でも、実際はもっと小さい変化も成長です。
例えば、
- エラー文を前より少し読めるようになった
- 何を検索すればいいか分かるようになった
- 質問するときに状況を整理できるようになった
- コードを見て、なんとなく流れが見えるようになった
- 分からない部分を言葉にできるようになった
- 同じエラーで止まる時間が少し短くなった
こういうのも十分成長です。
特に未経験や若手のうちは、
「全部できるようになった」ではなく、「前より少し分かる」
くらいの変化を見た方がいいです。
成長は派手な変化だけではありません。
地味な変化の積み重ねです。
今日できたことを1つ思い出す&書き出してみる
成長を感じない人ほど、
今日できたことを1つ思い出す&書き出してみる
のがおすすめです。
例えば、
- 今日はif文を復習した
- エラーを1つ調べた
- SQLのSELECTを書いた
- Gitのコマンドを1つ覚えた
- Javaのクラスについて少し理解した
このくらいで十分です。
成長って、記録しないと自分ではすぐ忘れます。
私はスプレッドシートとかで、なるべく一日のできたことを一言だけ入れたした日報を作っておりました。
1週間後、1ヶ月後に見返すと、
「あれ、意外とやってるな」
と思えることがあります。
できないことばかり見るとしんどくなるので、
できたことも残しておいた方がやる気も出るし、がんばってるなと思いやる気を出すようにしておりました。
「勉強しています」より「これを作りました」に変える
もうひとつ大事なのが、
勉強を見える形にすることです。
「Javaを勉強しています」だけだと、自分でも成長を感じにくいです。
でも、
「簡単なアプリを作りました」
に変えると、少し見え方が変わります。
大きなものじゃなくていいです。
- ToDoアプリ
- メモアプリ
- 勤怠管理っぽいWebアプリ
- 簡単な家計簿
- SQLで登録・検索・更新できるもの
このくらいでも十分です。
完成度が低くても、自分で考えて作った経験は残ります。
私の場合は勤怠管理っぽいものを作り、権限関係、セキュリティ、MVCモデルを意識した設計などを意識して作成とか行いました。
GitHubに置いたり、READMEに
「何を作ったか」
「なぜ作ったか」
「どこで詰まったか」
を書いておくと、あとから見返せます。
勉強して終わりではなく、少しでも形にすると、自信にもつながります。
過去の自分と比べる
成長を感じないときほど、周りと比べやすいです。
年齢近い人が先に開発案件に入った。
SNSで未経験から一気に転職成功している人を見た。
自分より後から始めた人がどんどん進んでいるように見える。
こういうのは、結構焦りました。自分が停滞している感じがして。。
でも、人によって現場も違えば、任される仕事も違います。
環境も違うし、勉強に使える時間も違います。
だから、SNSの人と比べすぎると、かなり苦しくなります。
比べるなら、
過去の自分
でいいと思います。
1ヶ月前より少しでも分かることが増えているか。
前よりエラーに慣れたか。
前より質問が整理できるようになったか。
そのくらいで十分です。
勉強をやめるより、軽くして続ける
成長を感じないときほど、全部やめたくなります。
でも、僕は
勉強をやめるより、軽くして続ける方がいい
と思っています。
毎日2時間やろうとして挫折するくらいなら、10分だけでもいいです。
疲れている日は、教材を開くだけでもいいです。
昨日のメモを読むだけでもいいです。
エラー解決メモを見返すだけでもいいです。
勉強を嫌いになるくらいなら、量を減らした方がいいです。
大事なのは、完璧に続けることではなく、戻れる形にしておくことです。
ゼロの日を減らすだけでも、かなり違います。
まとめ
勉強しているのに成長を感じない時期は、誰にでもあると思います。
特に未経験や若手のうちは、勉強したことがすぐ仕事につながらないので、不安になりやすいです。
でも、成長を感じないからといって、本当に成長していないとは限りません。
分からないことが増えたのは、見える範囲が広がった証拠かもしれません。
エラー文を少し読めるようになったなら、それも成長です。
前より質問を整理できるようになったなら、それも前進です。
焦る気持ちは自然です。
でも、そこで全部やめなくて大丈夫です。
まずは今日できたことを1つだけ書く。
小さくても作ったものを残す。
過去の自分と比べる。
勉強をやめるより、軽くして続ける。
このくらいでいいと思います。
平均的でも、少しずつ続けていれば、あとから
「あのときやっていてよかった」
と思えるタイミングが来るはずです。
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